CHALLENGING 若くして挑戦

ファーマシィでは、
たとえ実績や経験が少なくても
手を挙げれば挑戦できる、
そんな風土を大切にしています。

EPISODE01

2013年入社

平田 恭洋Hirata Yasuhiro

薬剤師として地域医療のチーム作りに挑戦

挑戦したこと

現在、薬剤師として在宅医療のチームに加わっています。老人ホームなどの施設にお伺いすることもありますが、主に患者さんのご自宅へお伺いしています。患者さんの中には末期がんの方もいらっしゃいます。最後の日を迎えるまで自分らしく生きることができるように、薬剤師として何ができるかを常に考えながら、在宅医療に挑戦しています。やりがいは当然ありますが、自分の中で失敗できない、結果を残さないといけないというプレッシャーもあります。そんな中で、自分なりの目標を決め、どう取り組めば患者さんのためになるかを考えながら行動することで、新しい成長に繋がっていくのだと思います。

挑戦のきっかけ

以前所属していた薬局で、緩和ケアの患者さんを担当したのがきっかけです。患者さんはご自宅で吐血し亡くなられたのですが、その際もっと自分にできることがあったのではないか?と思うと同時に、もっと成長して患者さんの役に立ちたいという思いが強くなり、在宅医療に本格的に取り組んでいる薬局に4年前に希望を出し異動しました。また、会社の上司の中には、30歳で「福山在宅どうしよう会(多職種連携の会)」を立ち上げた方がいます。このように、ファーマシィには若くして挑戦の見本になるような方がたくさんいらっしゃいます。そんな先輩方の背中を見てきたからこそ、チャレンジしようと思ったのかもしれません。

挑戦で得たこと・教訓

薬剤師として、人の人生に関わることができることでしょうか。ご自宅で人生の最後を迎えるのは、患者さんはもちろん、そのご家族にとっても非常に意味があることだと、今までの現場から感じております。安らかに最後を迎えるためには、我々医療スタッフのサポートは欠かせません。初めての事態やイレギュラーなことなど、想像を超えることも多々起こります。そんなとき、チームメンバーとコミュニーケーションをしっかり取り、連携し、対応していかなければなりません。また、患者さんへは細心の気遣いが必要です。まだ経験の浅い私ですが、こうしたことを心がけ、上司や仲間の力添えをいただきながら、なんとかやり遂げていける気がします。
また、私自身新しいツールを作るのが好きで、情報を共有できるアプリを開発しました。一人の患者さんに、常に同じ薬剤師が関わるわけではありません。ですので、アプリ上で情報共有できるようにしました。こうすることで、みんなが同じ目線で患者さんをサポートできるようになればとても嬉しいですね。

これからは

現在の医療チームでの取り組みを、「福山モデル」として形作ることに貢献していきたいです。病院、薬局の垣根を超えた連携を強化し、新しいシステムや連携を構築していきたいです。病薬連携のその中のひとつです。福山市の一医療人として、福山市の皆さんに貢献できるようにさらに精進していきたいです。
また、薬剤師として個人のスキルをもっとあげ、在宅医療の専門チームの中でさらに活躍していきたいと思います。

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EPISODE02

2018年入社

中村 有沙Nakamura Arisa

社会人1年目からリクルーターへ挑戦

挑戦したこと

薬局で薬剤師の仕事をしながら、リクルートスタッフとしての仕事もしています。1年目は合同説明会のお手伝い程度でしたが、現在は薬局見学の対応や学生さんとのメールでのやり取り、合同説明会ではパワーポイントを使っての説明も担当しています。
薬局の仕事とリクルートの仕事の両立は大変ですが、会社がスケジュール調整をしてくれるので、安心して両方の仕事に取り組めます。

挑戦のきっかけ

もともと人事系の仕事に興味がありました。入社の時、書類に「将来的にやりたい仕事」という欄があり、そこに「リクルート関係の仕事」って書いたんです。そうしたら、「合同説明会に行ってみる?」と誘っていただき、そこで呼び込みをしました。1年目なのにやりたいことにチャレンジさせてくれることに、すごくびっくりしました。

挑戦で得たこと・教訓

私がファーマシィに入社をしたのは、当時のリクルーターの方のお話に惹かれたのがきっかけです。それを思うと、まだ2年目の私に興味を持っていただけるのだろうか、入社してくれるのだろうか、すごく不安になります。でも、学生たちのキラキラとした眼差し、フレッシュさに触れると「2年前の私もこうだったんだなぁ」と初心を思い出すことができて嬉しいですね。また、学生たちは私が2年目だと知ると、みんなびっくりします。「2年目なのにこんな挑戦をさせてくれる会社なんだよ」と私自身を通じて会社の姿勢を伝えることができるのはありがたいですね。あと、薬局業務と全然違うことをすることで、リフレッシュもできますし、視野が広がります。

これからは

薬局薬剤師の仕事を、地域の方はもちろん、薬学生にもっと知ってもらいたいと思います。昨年、母校で卒業生の就職体験講座をした時、学生たちにとって「薬剤師=薬を渡すだけの人」という認識が強いように感じました。
私たち薬剤師は、薬を安全に使用してもらえるように渡すのはもちろんですが、お渡ししたあとのフォローも大切な仕事です。電話で効果や副作用を確認したり、医師への情報提供や減薬の提案、時間外の相談受付など、一般的に認識されていない仕事がたくさんあります。将来的に、実務実習指導薬剤師の認定をとり、学生指導も行いたいと思います。

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EPISODE03

2014年入社

三谷 浩幸Mitani Hiroyuki

社会人3年目で薬局長に挑戦

挑戦したこと

入社3年目の時、薬局長に挑戦させていただきました。薬局長時代には、健康フェアで「子ども調剤体験」という企画をしました。通常の健康フェアでは、測定会をして今の健康状態を知っていただくことが多いんです。でも、当時の薬局は小学校のそばにあったため、子どもたちにもっと薬局に親しんでほしいと思い「子ども調剤体験」をスタッフとともに企画し、行うことにしました。上長に相談したところ、快く了承してくれただけでなく、困った時に相談に乗ってくれたり、サポートもしてくれました。当日は、たくさんの親子連れに体験していただき、皆さんすごく喜んでくれとても嬉しかったです。

挑戦のきっかけ

実は、私が自分から薬局長へ手を挙げたのではなく、入社2年目の時に上長から推薦をいただいたのがきっかけでした。嬉しいと同時にびっくりして、自分で務まるのか非常に悩みました。ですが、「せっかくお声がけしてもらったんだから頑張ってみよう!」と思い、引き受けました。薬局長になった当初は、その薬局の業務の流れを把握することにまず苦労し、薬局長としての仕事もわからないことが多くてとても大変でした。迷ったり悩んだりするたびに上長に相談し、そのたびに丁寧に教えていただき、なんとか仕事をこなすことができました。最初は大変苦戦しましたが、今考えるととてもいい経験をさせていただいたと思います。

挑戦で得たこと・教訓

薬局長になる前は、自分の仕事で精一杯でした。でも、薬局長という立場になると、自分の仕事だけでなく、周りへの配慮もしなければいけません。上の立場であるという自覚を持ち、意識を変えることで、それまで見えなかったことが見えるようになりました。この経験は、今でも役に立っています。今は別の薬局で管理薬剤師をしていますが、全体に目を配り、薬局長の手助けになるように動くようになりました。

これからは

今はっきりとこれにチャレンジしたいというのはありませんが、薬剤師としての日々の業務を確実にこなせるように努力したいと思っています。患者さんは急いでいらっしゃる人がほとんどです。ですが、焦って薬を間違えてしまったら、患者さんの命に関わります。以前、処方箋の内容が間違っていることがあり、医師に指摘したことがあります。処方箋を正確に読み解き、適切な薬物療法を提供する。こうした基本をしっかりとこなしていきたいです。

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EPISODE04

2018年入社

山足 拡美Yamaashi Hiromi

薬剤師として働きながら大学院進学に挑戦

挑戦したこと

薬剤師として働きながら、大学院に通っています。大学院の授業は週に1回ですが、それにあわせてシフトを組んでいただいています。同じ薬局には私以外にも大学院に通っている人がいるので、お互い励まし合いながら勉強を続けています。
他にも、大学院で学んだ知識を活かして、お薬講座や勉強会の講師にもチャレンジしています。こうしたチャレンジができるのも、やる気のある人を応援するというファーマシィだからこそだと思います。

挑戦のきっかけ

大学在在学中、自分の研究はもちろんですが、学会に出たりもしていました。私自身研究が好きで勉強を続けたい思いもありましたし、先生からも大学院進学を勧められました。でも、経済的には大学院進学は厳しい状況でした。ですので、就職先を探すときに「仕事と大学院の両立できる会社」を探しました。「薬剤師として働きながら大学院に行きたい」と伝えると、ほとんどの会社が「個人で頑張ってください」という対応でした。でも、ファーマシィは前向きに捉えてくださり「応援します!」とおっしゃっていただけたんです。入社したあとも、シフトの調整はもちろんですが、研究への協力など、全面バックアップをしてくださっているので、すごくありがたいです。

挑戦で得たこと・教訓

大学で学んだことを、薬局ですぐに活かすことができるのはよかったなぁと思います。普通に大学院に行くだけでしたら、知識を実践する場所はありません。現在、私はポリファーマシー対策に取り組んでいるのですが、大学院で得た知識で、患者さんの困りごとを解消できたり、医師に減薬の提案をして受け入れていただけたりした時は「やった!」と思います。勤めながらの大学院は、正直大変なこともありますし、責任感に押しつぶされそうになることもありますが、大学生活と大学院で学んだことを全部ぶつけることのできるいいチャンスだと思っています。自分自身のためにも、患者さんのためにも頑張りたいです。

これからは

ポリファーマシー対策を行なっている中で、日本老年薬学会の老年薬学認定薬剤師の取得にもチャレンジしていきたいと思うようになりました。大学院を卒業したら、老年薬学認定薬剤師へチャレンジしたいです。認定を取得することで、自分のスキルの証明にもなりますし、ファーマシィにもより貢献できるようになると思います。

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EPISODE05

2016年入社

三上 頌太Mikami Shota

薬局長と在宅医療の両立に挑戦

挑戦したこと

現在は、薬局長として薬局管理者をしながら、在宅医療も任せていただいています。午前中は薬局の仕事、午後には在宅医療に回っているため、スケジュール調整を上手に行わないといけません。自分がいないときに、薬局が回るような指示も必要です。こうした細々な調整は大変ですが、やりがいはありますね。
また、在宅医療の患者さんは様々な疾患を抱えているので、薬局の仕事と異なる部分が多くあります。例えば、末期がんの患者さんに痛みを和らげるために医療用麻薬を使います。在宅医療をするまで医療用麻薬は扱ったことがなかったため、全く知識はありませんでした。どう使ったらいいか、どれくらいの量が必要かなど、今まで以上に薬に関する知識が必要です。知識を深めることはもちろん、在宅医療のチームメンバーと相談しながら進めています。これも私にとっては大きな挑戦です。

挑戦のきっかけ

学生時代から在宅医療に興味がありました。「薬剤師=薬局にずっといる」というイメージでしたが、在宅医療に関わる薬剤師は、患者さんのご自宅で薬の管理をします。ということは、外に出ることができます(笑)。私自身、ひとつのところでじっとしているより、あちこち動き回りたいタイプなので、在宅医療に興味を持ちました。
また、在宅医療は患者さんとの距離が近く、それぞれの人生にも触れることになります。薬を渡して終わりではなく、薬を渡したあともサポートし、ご自宅での療養に最後まで携われることは、私にとっては非常に魅力的でした。

挑戦で得たこと・教訓

在宅医療にチャレンジしたことで、多職種との関わりが増え、たくさんの仲間ができたことです。在宅医療は薬剤師だけでなく、医師や看護師、理学療法士など様々な職種とチームを組んで、患者さんを支えていかなければなりません。今は、インターネットの掲示板をつかい、それぞれの職種が患者さんの様子を書き込み、やり取りをしています。そこでどんな薬を、どれだけ出せばいいかを判断します。こう言ったやり取りも非常に勉強になりますね。医療を支えていくためには、様々な職種との協力が必要だと日々実感しています。

これからは

ファーマシィの「地域に根ざした信頼される薬局」という理念の可視化にチャレンジしたいですね。普段、薬剤師としての業務を行っていて、まだまだ世間には薬剤師の仕事が十分に認識されていないように感じます。薬剤師による在宅医療や24時間対応、他の医療施設との連携によるサポートなど、地域の方々に役立つ機能をもっとたくさんの方に知ってほしいと考えています。
そのために、現在厚労省の改正法案で挙げられている特定機能を備える薬局の認定制度が導入されたら、その中の「地域連携薬局」認定にぜひチャレンジしたいと思っています。

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