MEMBERSファーマシィの人を知る

「 あまり人が手を出さない
精神科領域において専門性を磨いていきたい。
それを将来的にファーマシィの看板にしていきたいですね。」

2010年入社

寳大寺 淳

Hodaiji Jun

MOTTO

地域に根ざした薬剤師として
できること、やりたいことに邁進する。

ファーマシィ入社の経緯

大学卒業後「このまま就職をしたくない」と思い、オーストラリアへワーキングホリデーに出かけました。お恥ずかしい話、オーストラリアでは特に何をするわけでもなく。ただ自堕落な日々を過ごしていました。「これじゃいけない!社会の一員として働かないとダメだ!」と一念発起して帰国し、就職先を探すことにしました。薬剤師としての資格はあるけど、ブランクがあり、薬に関する知識もほとんど忘れていました。ですので、社会人としての振る舞いや薬剤師としての知識をしっかり研修してくれる会社がいいなと思っていたところ、ハローワークでファーマシィを紹介してもらいました。ファーマシィは研修がしっかりしているので、私のように社会人経験がないものでもなんとかなりました(笑)

CHALLENGING

仕事のやりがい

現在、精神科との連携に挑んでいます。日本ではこの分野に着手している企業はないので、やりがいだらけです。精神科の患者さんは、言葉がけひとつで状況が変化します。薬に関する知識はもちろんですが、コミュニケーション力も非常に大切です。
ちなみに、世界の精神科の病床の6分の1が、日本にあると言われています。その一方で、イタリアには公立の精神病院がなく、地域で患者さんを支えているそうです。この現状を自分の目で見たいと思い、イタリアまで研修に行かせてもらいました。イタリアでは文字通り、地域に根ざした薬局が浸透していました。イタリアで見たり聞いたりしたこと、経験してきたことをこれからのファーマシィに、そして、地域の医療に役立てていきたいと思います。

休日の過ごし方

ゴルフをしています。ゴルフをしていると、外部の人と接するときに打ち解けやすくなるメリットがあるので、引き続き腕を磨いていこうと思っています。
あとは、子どもと過ごすことが多いですね。特に休日は子どもとゆっくり過ごすようにしています。子どもができたことで、自分がいかに薬剤師としていい加減な服薬指導をしていたかに気付かされました。お母さんたちに「赤ちゃんに水を飲ませてもいいですか」と聞かれた時、その意味が全くわからず「大丈夫です」と答えていました。でも、月齢の小さな赤ちゃんは母乳やミルクしか飲まない。だから水で薬を溶くことに不安があったと、今になってわかりました。これからは、お母さんたちの立場に立ちながら服薬指導をしていきたいと思いました。

MESSAGE薬学生へのMessage

なんでも、経験!経験に勝るものはない!だからこそ、なんでもやってほしいと思います。失敗したくないという気持ちはわかりますが、失敗したくない・恥をかきたくないがゆえに、挑戦しないという選択肢を選んだら終わりだと思います。私自身、海外にも行ったし、ファーマシィではやりたいことに挑戦させてもらっています。武田会長から「自分がいいと思ったことはやればいい」と言われなんでもしてきました。もし私が他社に入っていたら、ノルマに追われて好きなことができなかったり、調剤ばかりこなす調剤ロボになっていたりしたんじゃないかと思うと恐ろしいですね。もちろん、「うまくいかんなぁ」と思うこともありますが、トライ&エラーが成長へと繋がっていると信じています。

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